映画「耳をすませば」から学んだこと
「GWだー!どこかに行こう!」といつもなら言う私ですが、コロナで気軽に外にも出れないので、今年のGWは(も)お家でのんびり過ごしています。
そんな中、今朝は、旦那さんとジブリの「耳をすませば」を観ました。ジブリの映画は小さい時にいくつか観た記憶しかなく、私の頭の中には「面白かったと思うけど、なんかあんまり話の内容を覚えてない。」という程度の感想しかなく...
「なんでこんな良い映画が日本にあるのに、観ていないの!?」
と旦那さんに驚かれ、改めてジブリを2人で楽しんで観ています。「耳をすませば」を観たまず第一の感想は、
「青春って懐かしいっ!!!」「良きっ!」
って感じでした。雫と聖司くんの会話に終始にやにやが止まりませんでした。(顔にまで出ていたらしく、隣で座っていた旦那さんにも笑われました。)
はい。ここからは、もう少し真面目に自分が感じたことを書いていきたいと思います。(ネタバレするかもです。観たことがない方がいたら、すみません。)
早くから「ヴァイオリン職人になりたい」と自分の夢をしっかり持ち、夢に向かって前進している聖司に対して、雫は自分には何もないと落ち込んでしまいます。しかし、雫は夢に向かって頑張る聖司に触発され、同じように自分もずっとやりたいと思っていた「物書き」を挑戦します。
初め、やりたいことに挑戦している雫の姿は、とても希望に溢れ、世界が広がったように描かれています。ただそれも初めだけで、どんどん何かに追われている様な姿になっていきます。そして、なんとか書き上げた小説「耳をすませば」を聖司のおじいさんに見せたのです。
おじいさんはそんな雫に対して「よかった。」「良く頑張りましたね。慌てることはない。時間をかけてしっかりと磨いてください。」と言うのです。
その言葉をきいた雫は泣き崩れ、こう言います。
「私、書いてみてわかったんです。」
「書きたいだけじゃダメなんだって。もっと勉強しなきゃダメだって。」
この言葉がとても心に刺さりました。何かをやりたいと思ってしてみても、あれ?なんか違う。こんなはずじゃ。と思うことありますよね。
してみないと分からないこと。
行動に移さないと、何が自分にとって正解かも分からない。
この出来事は、雫を大きく成長させたように思えました。
個人的にこの映画は、毎日好きなことをやり充実した日々を送っている旦那さんと教師を辞めると決めたものの、やりたいことが見つからないつい最近までの私ととても重なってしまって、とても共感できました。
(そもそも私が教師を辞めると決めた理由やその後のことは、書き始めると長々と書いてしまうので、また違う機会に書きたいと思います。)
自分を深く理解したいのであれば、何か行動をしなければいけないこと。
そして、生涯学び続けることは、誰にとっても大切なこと。
この映画は、改めてそのことについて考えさせてくれました。
ついでに...
映画の中で、終始、雫と聖司くんは大人っぽい印象を受けたんですが、最後のシーンで聖司くんが言った、
「結婚しよう。」
という言葉。
「この先の出来事なんて関係ないっ!好きだから結婚したいんだっ!」
というまっすぐな言葉に子どもっぽさを感じて、
「やっぱり青春っていいな!!!」って最後の最後で猛烈に感じさせてくれたのがとても良かったです。笑
みなさんのおすすめの映画はなんですか?もしおすすめがあれば教えて頂きたいです!
では、最後までこのブログを読んでくださってありがとうございます。